住宅構造

設計

SI住宅とは? 長期的な快適さを実現する住まい

- スケルトン・インフィル住宅とはスケルトン・インフィル住宅とは、建物を構成する要素のうち、構造体と内装を分離して考える住宅のことです。 家の骨組みとなる柱や梁、床といった構造部分を「スケルトン」、部屋の間取りや内装部分を「インフィル」と呼びます。 従来の木造軸組工法や鉄筋コンクリート造の住宅では、構造体と内装が一体化しているため、間取りの変更は大規模な工事が必要でした。 しかし、スケルトン・インフィル住宅では、構造体と内装が独立しているため、住む人のライフスタイルや家族構成の変化に合わせて、間取りを比較的容易に変更することができます。 例えば、子供が小さいうちは広々としたワンルームとして使い、子供が成長したら部屋を間仕切りして個室にするといったことが可能です。 また、ライフスタイルの変化に合わせて、書斎を増設したり、リビングを広げたりすることも容易です。 このように、スケルトン・インフィル住宅は、住む人のニーズに合わせて自由に変化させることができる、柔軟性を持った住宅と言えるでしょう。
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エクステリア

家の顔!軒先の役割と重要性

- 軒先とは? 軒先とは、家の屋根が外壁よりも外側に突き出た部分のことを指します。屋根の先端部分、つまり屋根の端っこですね。軒先は、ただ屋根を少し伸ばしただけのように見えるかもしれませんが、実は家にとって重要な役割を担っています。 まず、軒先は雨や日差しから家を守ってくれます。屋根よりも外側に出ているため、雨は軒先で一度遮られ、外壁に当たる前に地面へと流れ落ちます。だから、軒先があることで、外壁の汚れや劣化を軽減できるのです。また、夏の強い日差しも軒先が遮ってくれるので、室内温度の上昇を抑え、快適に過ごすことができます。 さらに、軒先は家の外観デザインにも大きく影響します。軒先の形や長さ、素材によって、家の印象は大きく変わります。例えば、大きく深い軒先はどっしりとした重厚感のある印象を与え、反対に、軒先が短い場合は、モダンでスタイリッシュな印象になります。 このように軒先は、家の機能性とデザイン性を両立させるために欠かせない要素の一つと言えます。
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エクステリア

住宅を守る!シロアリから家を守る防蟻の重要性

- 住宅への脅威、シロアリとは? シロアリは、木造家屋にとって大変危険な害虫です。木材を主な食料とするシロアリは、住宅の基礎部分や柱など、建物を支える重要な部分に侵入し、内部から静かに食害を進めていきます。目に見える部分への被害が現れた頃には、すでに建物の強度が著しく低下している場合もあり、大変危険です。 シロアリ被害がもたらす恐ろしさは、住宅の寿命を縮めるだけにとどまりません。地震や台風などの自然災害時に、シロアリ被害を受けた住宅は、その強度不足から倒壊する危険性が高まります。家屋の倒壊は、住む人の命を脅かすだけでなく、経済的な損失にも繋がります。 シロアリは湿った場所を好み、暗く狭い場所で繁殖するため、発見が遅れるケースも少なくありません。そのため、住宅を守るためには、シロアリの生態を理解し、定期的な点検や予防対策を講じることが重要です。専門業者による点検や適切な予防対策を施すことで、大切な住まいをシロアリの脅威から守り、長く安心して暮らせる環境を築きましょう。
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