マンション購入のポイント:共用部分を知ろう!
マンションを購入する際、間取りや広さなど、自分の住居スペースである「専有部分」に目が行きがちです。しかし、マンションには「共用部分」も存在し、快適なマンションライフを送るためには、この共用部分についてもしっかりと理解しておくことが重要になります。
では、共用部分とは具体的にどのような場所を指すのでしょうか。
共用部分は、マンションの住民全員が共同で利用するスペースのことです。日常的に利用する場所としては、マンションのエントランスホールや廊下、エレベーター、階段などが挙げられます。また、マンションの敷地内にある駐車場や駐輪場、ゴミ置き場なども共用部分に含まれます。
これらの共用部分は、マンションの管理組合によって管理・運営されています。管理組合は、共用部分の清掃や点検、修繕などを行い、マンション全体の資産価値を維持する役割を担っています。マンションの購入を検討する際には、これらの共用部分の状態をよく確認することが大切です。例えば、清掃が行き届いているか、設備は老朽化していないかなどをチェックすることで、そのマンションが適切に管理されているかを判断する材料になります。また、共用部分の利用に関するルールも確認しておきましょう。ゴミ出しのルールや時間帯、駐車場の利用方法など、マンションによって独自のルールが定められている場合があります。これらのルールを事前に理解しておくことで、トラブルを避けることにつながります。