蛍光灯
- 蛍光灯とは
蛍光灯は、オフィスや店舗、賃貸住宅など、様々な場所で私たちの生活空間を明るく照らしてくれる、非常に身近な照明器具です。
蛍光灯の光を生み出す仕組みは、少し複雑です。まず、蛍光灯の内部にはガラスでできた管が通っています。そのガラス管の中には、ごく少量の水銀ガスと、蛍光灯の光の色を決める働きをする蛍光体が塗布されています。
蛍光灯に電気が流れると、ガラス管の中の水銀ガスにエネルギーが与えられ、目に見えない紫外線を発します。目に見えない紫外線は、そのままでは私たちを照らすことはできません。そこで、蛍光体が紫外線を吸収し、代わりに私たちの目で perceive できる可視光線に変換してくれるのです。この可視光線によって、私たちは明るく照らされた空間を得ることができるのです。
蛍光灯は、白熱電球と比べて消費電力が少なく、長寿命であることが知られています。そのため、省エネルギーで経済的な照明として、多くの場所で活躍しています。
Read More
もう怖くない!グローランプの役割を解説
部屋を明るく照らす蛍光灯。毎日何気なく使っていますが、蛍光灯が光るまでには、小さな部品の活躍があるのをご存知でしょうか?「グローランプ」は、蛍光灯を点灯させるために欠かせない、縁の下の力持ちです。
グローランプは、蛍光灯の脇にちょこんと取り付けられている、直径1.5cmほどの小さな部品です。「点灯管」や「グロースターター」と呼ばれることもあります。その役割は、まさに蛍光灯にとっての「点火装置」。グローランプなしでは、蛍光灯は光ることができません。
蛍光灯のスイッチを入れると、グローランプに電気が流れ、内部のガスが放電を始めます。この時、グローランプからは、人の目には見えない紫外線が出ています。それと同時に、グローランプの両端に付けられた電極間には、高い電圧が発生します。この電圧が、蛍光灯内部のガスに作用し、発光させるのです。
このように、小さな部品であるグローランプですが、蛍光灯を点灯させるために、重要な役割を担っています。普段は目に付きにくい存在ですが、蛍光灯の光を見るときには、グローランプの働きにも思いを馳せてみて下さい。
Read More