路地状部分

土地

旗竿地の落とし穴?知っておきたい『路地状部分』

- 旗竿地とは都市部でよく見かける「旗竿地」。これは、敷地の形が旗竿のように見えることからそう呼ばれています。旗竿の先端にあたる部分に家が建てられ、道路からその敷地までをつなぐ細長い部分が「路地状部分」と呼ばれます。旗竿地の最大の特徴は、その形状ゆえに周囲の建物と距離を取りやすく、採光や通風を確保しやすい点です。都市部では、隣家との距離が近くなりがちなため、この点は大きなメリットと言えるでしょう。また、路地状部分を有効活用することで、駐車スペースや庭として利用することも可能です。しかし、旗竿地にはデメリットも存在します。まず、敷地全体に対する建物の建築可能面積が狭くなる傾向があります。これは、路地状部分の面積も敷地面積に含まれるためです。そのため、間取りの自由度が制限される可能性があります。また、路地状部分が狭く、搬入が困難な場合は、建築コストが高くなる可能性も考えられます。旗竿地は、メリットとデメリットを理解した上で検討することが重要です。採光や通風の良さを重視する一方、建築面積やコスト面も考慮した上で、総合的に判断する必要があるでしょう。
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