配筋図

設計

建物の安全を守る!配筋検査の重要性

- 配筋検査とは 建物を建てる際には、安全で丈夫な構造が求められます。そのために、鉄筋コンクリート造が用いられることが多くあります。鉄筋コンクリート造とは、鉄の棒である鉄筋を組み上げて骨組みを作り、そこにコンクリートを流し込んで固める建築工法です。 この鉄筋コンクリート造において、鉄筋は建物の骨組みとなる重要な役割を担っています。地震や台風などの外力に耐え、建物を支え続けるためには、鉄筋が設計図通りに正しく配置されていることが必要不可欠です。 そこで、建物の強度や耐久性を確保するために実施されるのが「配筋検査」です。 配筋検査とは、この鉄筋が設計図通りに正しく配置されているか、鉄筋の種類、太さ、本数、間隔、継ぎ手、かぶり厚さなどを確認する検査です。 配筋検査は、建物の基礎工事や柱、梁、床などの主要な構造部分において、コンクリートを流し込む前に実施されます。検査は、設計図書に基づいて、目視や専用の計測器具を用いて行われます。万が一、設計図と異なる点や不備が見つかった場合は、是正工事が行われます。このように、配筋検査は、建物の安全性を確保するために非常に重要なプロセスと言えるでしょう。
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